Winamp + ml_ipod Hacks

概要

今回はml_ipodが参照できるID3タグ、またそれに対応するiPodの挙動について解説する。

ml_ipodが参照するmp3タグ


mp3ファイルから参照するタグ

iPod内で対応するタグ

Title

Title

Artist

Artist

Album

Album

Track No.

Track No.

Genre

Genre

Comporser

Comporser

Commentの先頭に"[C]"と入力

Compilation Flags (TCMP)

Album Artist

Album Artist

Replay Gain

Soundcheck

解説

とりあえず、ml_ipodiPodを管理するならば以上のタグを埋めておけばiPodのデータベースをほぼ完全に埋めることが出来る。
今回は、ml_ipodならびにiPodでのみ通用する特殊なID3タグの仕様を解説して行く。

コンピレーション

iTunesでは設定できたのにWinamp(foobar)でできない!という質問が最も多いのはこの部分であろう。
ml_ipodにおいては、ID3タグのCommentの先頭にに"[C]"(3文字で、"["、"C"、"]")を入力することで、コンピレーション扱いとして転送してくれる。
予断だが、iTunesでは独自の拡張タグである"TCMP"という部分にコンピレーションのフラグを記入するのであるが、当然ながらこれはクリーンな手法ではないだろう。

Replay Gain

Replay Gainをml_ipodで利用する場合、Replay Gainタグが記入してあれば自動的にiTunes――Apple的Replay GainであるSoundcheckに対応する形式に直して転送してくれる。

次回

次回では、Album Artの挙動について解説していく。